原作:石塚真一×監督:立川譲×音楽:上原ひろみ BLUE GIANT | おんがくがあればいーのだ♪
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原作:石塚真一×監督:立川譲×音楽:上原ひろみ BLUE GIANT

映画『BLUE GIANT』完成披露試写会、幸運にも当選したので行ってきました、TOHOシネマズ日比谷。
鉄は熱いうちに打てで、感想を話したくてですね。
端的に言って良い映画だったので、箇条書きだけど、ちょっと聞いておくれよ☆

上原ひろみさんの、
「原作の頃から、、、こんな風に制作側に入る前から、音が鳴っていたので曲にしてました。
それからマンガの譜面で実際に使って貰ったりして」
って、、、控えめに言ってジーニアス音楽家エピソードが印象的だった舞台挨拶を終えて、映画本編が始まりました。

最初のクレジットがローマ字表記なのは最初から世界も狙っているんであろう意気込みを感じられてグッド。
(それとも最近のアニメ映画のスタンダードなの?)

TAKE TWO の明子さん良い人すぎだろ!?常識的に考えて。

4人の心を動かせれば、もっとずっと多くの人の心を動かすことができる道に通じている。
と、深読みしちゃいたくなるような、鳳雛からの成長シーン、そのどれもが胸にグッとくるシーンばかりで、ここら辺の原作の妙味を2時間でまとめ上げるために大胆にカットしたりもしていて、良かったなぁ。

宮本大 役 山田裕貴
沢辺雪祈 役 間宮祥太朗
玉田俊二 役 岡山天音

失礼を承知で申し上げれば、↑俳優さん顔を知ってるぐらいで、あんまりご存知申し上げなかったのですが、上手かったですねぇ。
俳優さんのパーソナリティを知らないので声で顔がチラつくことなく没入、そのままキャラクターの声として聞こえるのはやっぱり良いですよねぇ。

山田裕貴さんはどうする家康の本多忠勝、ぽかぽかのワンコーナー原田泰造さんの隣のお兄さんだったんですね、失礼いたしまして。。。

アニメ映画CVの理想は売れてる上手い俳優さんで、顔がチラつかない人ってのが僕の中にあって、まったく矛盾する理想を持ってしまったもんだよ。。。

全編音楽が良いのはもちろんだが、ベッドでお母さんに電話して雪祈「フィルインね」からの圧倒的原作圧縮成長シーンの音楽が私は特に良かったなぁ。
スネアドラムのあの低音とキャッチーなメロディーライン。
まぁもうまったく再現できないけどね。
サウンドトラックとかで聴かねば。

玉田に、「君の成長を聴きに来ているんだ」おじさん、あのシーンを外してくれてなくて良かった。
皆それぞれに原作のあのシーンが好き!があると思うのだけれど、私はリアタイで読んでいた時これが一番泣けていたので入っていて良かった。
(ジョジョ4部でいう、鉄塔シーンやレストランシーンだ、ってジョジョで言うのは野暮かwww)

やっぱり僕は玉田に感情移入しちゃうんだよな。
でもでも若くして世界に打って出るような若者は、大や雪祈に感情移入できるんだろうね。
そんな10代がいて欲しいし、アニメ三人のような10代も日本を探せばいるのだろう、日本は明るい☆彡

三者三葉の出待ちシーンからの雪祈の内省も良い感じだったなぁ。
出待ちのお客さんへの雪祈らしいあしらいを描いといて、
「あそこまで言うか、、、言ってくれるか、、、」
からのフライヤー?へのサインを朝早くに豆腐屋さんへ渡しに行くシーン、良かったよねぇ。

そうして音楽が高まってくるシーンでの、センスに次ぐセンスでのセンス音楽描写シーンね。
何言ってるか分からねぇと思うが、俺も何言ってるか分からねぇ。
この辺は自分の目で見て聴いて、確かめてみて欲しい。

これが立川譲さんの真骨頂なんだろうね。
名探偵コナン ゼロの執行人では分かっていなかったけれど、デカダンスの大アクションシーンや私チラ見のモブサイコ100なんかで垣間見えるもんね。
これが見えてたから立川譲さんの監督起用だし、これはプロデューサーさんのお手柄でもあるよね。

その中でも私は特にカツシカ Jazz Festival でのセンス音楽シーンが良かったなぁ。
もうどうなってるのか分らんほどに、体感で良いもんね。
凄いなぁ☆彡
凄いシーンだったよなぁ。

んで、原作読了勢からすれば雪祈の工事現場バイトシーンが挟まれるたびに心臓がキュッとなってたあれね。
観覧後にトイレ行ったら知らない兄ちゃんもそういう風に友達らしき人にごちてたから皆同じ思いで雪祈のバイトを見ていたんだろうね。

ENDクレジットでロトスコープは馬場智章さん、石若駿さんでフフッてなったよね。
やっぱり雪祈みたいな弾き方は現実ではいないんだなとwww
けど原作ではそう弾いてるんだからそう描写しないとだし、そもそもそうじゃなきゃピアニスト雪祈らしくないからね。

とまぁそんなこんなで、人物のCG描写には技術の進歩を期待するしかないね。
CG挟まってちょっとだけ冷めるのよ、ほんのちょっとだけね。。。

私のたまたま読んでる風の槍でも原作担当、脚本NUMBER 8って何者?

というわけで、この映画が売れに売れて、ヨーロッパ編やアメリカ編まで映画にしてくれるんだよね?
まだ気が早いか?
あと、原作の落穂拾いをしつつ、1クールのTVシリーズにしてくれないかなぁ、この映画のクオリティーで。
って贅沢なお願いか?
良い音響での美麗アニメのための映画化だったんだろうしね。
立川譲さんも舞台挨拶でそう言ってたし。
ってそう導いたのは石塚真一さんらしいんだけどね。

とりま良い映画だったので、皆さんも是非!
2/17から全国公開だってさ。
また原作を最初から読み直そうっと!

石塚真一さんからアニメ制作関係者の全ての皆々様、良い映画体験をありがとうございました!
40の大人には映画館は集中できて良いね!
そして BLUE GIANT は良いぞ!!!

お読みいただきありがとうございました♪

 

 

 

追伸、観賞前には必ずおトイレ行きましょうね。
行きたくなくても行きましょうね。
2時間はしっかり行きたくなったりする時間だからね。
あたくし、2014年の朝日のような夕日をつれて観劇でそれに直面して、集中力を切らした観劇をして、それはそれは口惜しい思いをしたものでしてね。。。
お節介・老婆心ながらまた言うのでございまして。。。

って9年前???

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